さて、表の作り方です。普段エクセルの表を使っている方なんかはすぐに扱えるようになりますね。
書いてみたら、画像も多く長めの記事になってしまったので前編と後編にわけることにしました。

あえて後編から読むという奇特な方は→【6.表の作り方-後編】


表2表3のページが空っぽなのでここに何種類かの表を作ろうと思います。



基本の基本



まずはベベーンとテキストツールで適当な大きさのフレームを作りましょう。




上のメニューの「表」→「表を挿入」と進むと[表を挿入]ウィンドウが開くので取り合えずを決めましょう。今回は4×4の表にしてみます。



不格好な表ができました。
幅はフレームに合うけど高さは合わないんですね。


几帳面に表の高さとフレームの高さを揃えたいときは「オブジェクト」→「オブジェクトサイズの調整」→「フレームを内容に合わせる」と進むとベリーフィットするぞ。




カーソルを下の画像の位置に置いてクリックをすると行・列・全体とセルをまとめて選択できるね。



セルの大きさを変えてみよう。セルの縦の罫線にカーソルを持っていくと下の画像のような両向きの矢印になるね。この状態で線を掴んで左右に動かすとセルの幅を変えることができるぞ。




表全体の幅を均等に広げたいときはshiftキーを押しながらカーソルを動かすんだ。




高さを変えたいときも同じだ。


文字とセル

突然ですが各セルに文字を打ち込みました。左上に寄っちゃっているね。
説明することがない……。


全体を選択したいので左上をクリックしたよ。


上のメニューの文字の級数を上げて文字を大きくしたよ。文字数がセル幅内に収まらないときは自動でセルが広がっているね。




上のメニューでセル内の文字の位置を調整できるよ。




表の罫線の種類も上のメニューで変えることができるよ。




セルの色を変えたいときも上のメニューで変えることができるよ。
間違って文字を選択しないように気を付けろ!


1セルづつ色を付けるのはアホらしいからまとめて選択して色を付けようね。


次は文字の色を変えてみよう。
文字をいじるのか、セルをいじるのかはツールバーや上のメニューで切り替えることができるよ。
今回はツールバーで切り替えました。「T」の文字のアイコンがテキストのフォーマットだね。
文字の色を変えたいのにセルの色が変わっちゃうことは表あるあるです。


これまた上のメニューに文字色を変える項目があるね。
※こっそりセルの色を元に戻しています。




さて、後から表の行や列を増やしたいことはよくあると思います。
そんな時は上のメニューの「表」→「挿入」と進むことで後から追加することができやす。
今回は行を1行だけ上に追加をしてみようと思います。



追加できました。罫線はこんな感じに反映されるんだね。
結論:罫線は中身を作り終えた後に変更したほうがよさげ。



次はセルの結合をやってみよう。結合したいセルを選択しマッスル。

上のメニューの「表」→「セルの結合」と進むと選択したセルが結合されます。



さらにお隣も結合して罫線もちょっと変えてみました。



文字も追加して、色も変えました。
ちなみに管理人はグループBです。


ヘッダー

次はヘッダーについて書いてみようと思います。

ヘッダー:文書においてページ上部にある、本文とは別の領域。(Wikipediaより)

今回の表では「グループA」「グループB」の部分は別の領域だね。この部分をヘッダーにしようと思います。
まずは、一番上の行をまとめて選択してと。
腹ヘッダー。

「表」→「行の変換」と進みます。




はい。見た目は何にも変わりません。何が変わったのかちょっと見てみましょう。
表の下に空のテキストフレームを追加しました。




2つのフレームを連結します。
連結の仕方がわからない方はリンク先の記事を参考にしてください。非常にわかりずらいテキストフレームの連結方法が書かれています。

http://kross-design.blogspot.jp/p/5.html【5.本文流し込み】





連結しました。



連結元のフレームを縮めてみてください。普通の文章やヘッダーの無い表の場合、オーバーフローした部分が次のフレームに送り込まれますが、ヘッダーを作っている場合は自動的に連結先にもヘッダーが作られます。



同じ形状の表をページをまたいで配置したいときに便利ですね。



さて、今度は表の連結を解除してみよう。個別に表をいじりたいときもあるからね。
連結部分の▲を2回クリックして連結を解除。
あらら、連結元のフレームに戻っちゃってオーバーフローしちゃったよ。困ったな。



もちろんアドビ様はこんなこと想定済みです。連結したフレーム内のテキスト(表もね)をそのままにフレームの連結を解除する便利なスクリプトがあります。
その名も「SplitStory」。スクリプトウィンドウは上のメニューの「ウィンドウ」→「ユーティリティ」にあります。
早速やってみよう。
JavaScriptだね。


なんとまあ、あっさりと分割できました。ただ、一部の罫線が消えちゃったね。


罫線を修正しました。






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