さて、表の作り方後編です。
前編はこちら


セル

今度は先にテキストを書いてから表を作ってみましょうかね。
テキストフレームにテキストを適当に書きました。間のスペースはタブを使って、文字の最後は改段をしています。
強制改行(ソフトリターン)を使いこなせる人を尊敬します。


文字を全部選択して。


上のメニューの「表」→「テキストを表に変換」と進むと[テキストを表に変換]ウィンドウが出てくるので、[列分解:タブ][行分解:段落]とします。
「タブ」じゃなくて「カンマ」を使ったりすることもあります。


はい、表になりました。
1セルづつ文字を打つのが面倒な時なんかにいいかも。



画像じゃわかりずらいかもしれませんが、一行目をヘッダーにしました。


上のメニューの「表」→「表の属性」→「塗のスタイル」と進みます。



[表の属性]ウィンドウが出てくるのでパターンの繰り返し部分を画像のようにしてもいいししなくてもいいです。プレビューを見ながら気に入ったパターンにしてみましょう。
かっこいいパターンを作ろうぜ!


はい。1行おきに先ほど設定した黒20%が塗られました。行数が多い表を作るときは必須の機能ですね。
こっそりヘッダー部分をいじっているのは内緒にしておいてください。スクリーンショットを取り忘れました。




テキストの位置が気に入らないので調整してあげようと思います。
次は表を全選択して、上のメニューの「表」→「セルの属性」→「テキスト」と進みます。




[セルの属性]ウィンドウが出てくるので[セルの余白]の項目で余白を付けてあげます。今回は2mmにしました。




文字とセルの間に余白ができました。さらに左の列の文字を中央揃えに、右の列を右揃えにしました。



右の列を選択して。


上のメニューの「書式」→「タブ」と進みます。
なんと、表にもタブ機能が使えます。
最近のソフトのなんでもできる感がちょっと怖いです。


好きな位置に文字を動かしましょう。


ただ、セルの幅を動かすと画像のようにめんどくさいことになるので気を付けてください。




斜線と角


またまた、新しい表を作ったよ。リーグ戦だね。
同チームは対戦しないので、セルに斜線をつけたいと思います。
何の競技か気になります。


上のメニューの「表」→「セルの属性」→「斜線の設定」と進むと[セルの属性]ウィンドウが出てくるので斜線の設定をしましょう。



引けた。



残りのセルにも引かせていただきました。





もっと斜線を使ってみようとおもいます。
また適当に表を作ります。



コツコツとセルを画像のように結合します。



文字をいれて画像のように斜線を引きます。
年号のカンマの位置が左右のどちらだったかいつも迷います。


あとは左上の4つのセルの罫線をいくつか透明にすることで、左上が斜めに分割した表を作ることができました。
ただ、拡大をしてみると斜線のつながっている部分が不自然なので、使いどころが難しいとこです。




最後に角丸の表の作り方です。
Indesignの勉強部屋様に大変わかりやすく書かれていましたのでリンクを張っておきます。

No.23 選択範囲内へペースト


表と同じ大きさの角丸のフレームを作って。




選択範囲ペーストをすることで疑似的に角丸の表を作ることができます。


少ない例ですが表の作り方を説明させていただきました。
いろいろな方法で表を作ったりいじったりしてきましたが基本的に上のメニューにある「表の属性」「セルの属性」内の設定を変更することでかなりのことはできるみたいですね。


最後に本記事に関係ある表について書かれているページ(すべて外部リンクです)を紹介して終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。

表を作成する方法(InDesign CC/CC 2014)
(まあ、公式を見るのが一番ですな)

InDesignで表作成
(基本をきっちり押さえたいときにおすすめ)

No.14 表スタイル・セルスタイル
(表スタイル・セルスタイルについての非常にわかりやすい説明)

InDesignの表に行や列を笑っちゃうくらい手早く挿入するTips
(本当に便利すぎてワロタ)

InDesign:表のセルの罫線の選択を少しだけスピーディに
(トリプルクリックを初めて使いました)

InDesign(インデザイン)での表組みについて
(エクセルの表をインデザインに持ってくる方法が丁寧に解説されています。)

indesignテキストを表変換したものが、高さを中央揃えにできません
(段落パネルが表に関係あるとは)

InDesignでの表のセルの結合について
(行や列をまとめて連結すると縮んでしまうときの対処法)

表内にタブを入れたいときは、キーボードショートカットをカスタマイズしよう



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